こんにちは!こゆラボ通信です。
今回も引き続き、地域おこし協力隊の竹内がお伝えします。
前回は地域学習の現状について書きました。➡︎vol.20
今回は中間発表までの流れをお伝えします。
関わる責任と伝える責任
昨年最後の授業以降、これまでずっと対話を続けてきた先生の様子が、いつもと違うように見えました。
実際に、振り返りに対してあまり良いイメージを持てなかったのか、簡単に済ませることもありました。
授業もなんとなく進んでしまっているところがあり、最終発表に向けて僕の中で不安になってしまいました。
授業のサポートとして関わってきたので、
どうしたら気づいてもらえるのか、一歩前に進めるのかを考えながら生徒さん・先生と対話を行ってきました。
ただ、自分自身にも関わってきた責任を感じ、待ったなしのところまできてしまったので、
第三者の視点で僕の考える現状、それに対しての意見や懸念点等を伝えることにしました。
「好き」がもたらす可能性の欠片
ということで、先日の授業の振り返りの際に伝えました。
先生は、時折詰まりながらも言葉を紡ぎだして答えて下さいました。印象的だったのは、
「やっぱり僕は、このクラスの子どもたちが好きなんです。」
「彼らを見ると頑張ろうって思えるんです。」
と笑顔で伝えてくださったこと。
きっと彼らが学校にいる限り、先生は頑張れるのだと思います。
「好き」の力は偉大だと感じた瞬間でした。
特効薬でなくとも
とはいえ、やるべきことを進めなくてはなりません。
今年に入ってからは、教頭先生にも発表内容の精査などでご協力いただいています。
新たな視点や厳しい言葉を受け取ったことで、生徒さんの動きや進め方が変わっていくのがわかりました。
スイッチが入ったのだと感じています。
でも、よくよく考えてみると、僕たちにも生徒さんのスイッチを押す瞬間はあったと思います。
おそらくその機会を逃し続けていたのでしょう。
今回はタイミングがギリギリだったこともあり、担任の先生には特効薬に見えている気がします。
最終発表後にしっかり振り返りたいですね。
今回は、中間発表までの流れについてお伝えしました。
次回は、中間発表についてお伝えします。