こんにちは!こゆラボ通信です。
今回も引き続き、地域おこし協力隊の竹内がお伝えします。
前回は地域学習以外のサポートについて書きました。➡︎vol.24
今回は地域学習の振り返りについてお伝えします。
先生との振り返り
最終発表から数日後、先生と振り返りを行いました。
生徒さんが毎日書いている日記の内容を確認しながら進めると、
全体的に満足感は高めに見えました。特にお菓子屋さんの店長さんから言葉をもらった子たちは、非常に嬉しかったようで「自分たちの考えが届けられてよかった」と書かれていました。
何度も発表の練習を繰り返し行なって、良かったなと思います。
生徒さんの振り返り
生徒さんの振り返りは、研究授業も兼ねて行うとのことで、先生主導で進めて下さいました。
研究授業は、「今回の地域学習が、今後のキャリアにどう繋がるか」というテーマで行われました。
KJ法など生徒さんが使いやすい形式で進められ、まずは個人で行い、その後グループに分かれて話し合いました。
話し合った結果をふせんに書き、模造紙に貼り付け他のグループの学びの共有の時間もありました。
一人一人の学びに寄り添った形が取られていたように感じます。
繋がったこと・繋げられなかったこと
授業の最後は、生徒さんそれぞれの今後の目標に対して、どのような力が身についたのかを考える時間。一人一人一生懸命考えて発表をしてくれました。
ただ、振り返りを研究授業にあてるのは当初の設計にはなかったものでした。
事前の計画に組み込まれていたのであれば、地域学習の進め方が変わっていたかもしれません。
授業の学びを何に繋げるのか、そのために何を行うべきか。
短期的に見ても長期的に見ても、学びの出口を明確にするべきだと痛感しました。
今回は地域学習の振り返りについてお伝えしました。
次回は年間を通して関わったこちらの生徒さんに行なった、SDGsの授業(ゲーム)についてお伝えします。