いつでもどこでも自分らしく生きていく、これからの新しい働き方について緊急会議!

■開催日:2020年8月21日(金)
■オンライン動画URL:https://www.facebook.com/1865017710416047/videos/979363722578941/
■ゲスト:宮崎恵美子さん(Team WAA!コミッティメンバー)、小倉圭司さん(環境省 大臣官房総合政策課)
■モデレーター:高橋邦男(こゆ財団 執行理事)

今、地方移住への関心が高まっていますが……。

今回は「いつでもどこでも、私らしくあなたらしく!」をテーマに「新しい働き方」について、Team WAA!コミッティメンバーである宮崎さん、Team WAA!コミッティメンバーでもあり環境省に勤めている小倉さんを迎えてのオンライン会議となりました。

こゆ財団は以前、新富町で20年前から生産されているにも関わらず外部にはあまり知られていなかったライチに注目し、地元の農家さんと協力し合ってブランド化し、特産品のひとつとして全国に広げる活動を行いました。
結果として新富町のライチは外部の方からも認知され、シーズンになると新富町にまでわざわざ足を運ぶという人も徐々に増えてきたのです。

これを受けてこゆ財団は、各地域にはまだまだ未知の可能性が眠っているのではないかと考えています。

今年初めから世界で猛威をふるっている新型コロナウィルスによって、日本の私たちの暮らしも様変わりしました。

小倉さんは、環境省でも新型コロナウィルスが人々の意識にどのような変化を与えているのか注目していると話します。
朝日新聞のリサーチデータによると、新型コロナウィルスによってテレワーク(在宅勤務)を経験した人は、必ずしもオフィスで働くことが当たり前ではないことに気付き、4人に1人が地方移住への関心を高めているというのです。

小倉さんは、様々な企業の方たちと話す機会があり、地方移住については確かに関心は高まっているが、地方の中でも新しく入ってくる住民を受け入れるか、それともご遠慮願いたいとなるか、そのホスピタリティによって地域の濃淡が変わってくるのではないか、といった声があがっていると話しました。

キーワードは「共創」、そして、お互いの「受け入れマインド」

Team WAA!は、いろんな地域で新しい働き方がどこまで出来るのか飛び込んで実際にやってみようというプロジェクトを実施していました。その実践場として名乗りをあげたのが新富町です。3か月間連続で、それぞれ研究生として招いた3名の方に1泊2日~2泊3日滞在していただきました。

そうしたプロジェクトを通して、昨年の4月に誕生したのが「シェアサイクル」です。

交通の利便性からいえば、新富町は空港からのアクセスは良いのですが、町内では自家用車がないとなかなか不便な地域です。

それなら、自由に使える自転車があったら良いのではないかと、研究生からアイデアが出たのです。そして2週間の試験運用を経た後、その僅か3~4か月後に本格的にサービスの導入が決定しました。

このサービスは、訪れた都市の方にその地域の可能性を発見していただき、地域側がそれを受け入れて賛同したからこそ実現しました。

高橋は、地域側からするとビハインドばかり見えてしまうが、チャンスは身近にあり、こういったアドバンテージが地域にはもっとたくさんあるのではないかと考えます。
そして、今回のケースが地域側にとって、都市部の人と共に創る「共創」のきっかけとして感じてもらえると、やがて新しい働き方に繋がっていき、選択肢が増えるのではないか、と述べました。

もう一つのキーワードは「自律」。世界一チャレンジしやすい地域を新富町から日本全国へ。

島根県のある企業では経営サポートとして人材を探していたそうです。当初は地域へ移住してもらうという話もありましたが、お支払いできる範囲にも限りがあります。人材として招かれた人も、都市部では企業の現役幹部という立場でした。そこで、月に一度だけ現地へ来ていただくという形を取ったのです。それが功を奏し、サポーター側も都市部での自分のポジションを維持しつつ、新しい役割を見出すことができたというのです。

高橋は、新しい働き方として本当の自分自身がどうあるかを突き詰めた時、今までは環境や時間の軸でしかなかなか語られてこなかったが、すでに一部の人は、移住ではない形で地域に飛び出しているので、そこに可能性を感じていると述べました。

小倉さんも、コロナ禍の影響によってテレワークが普及したという観点では都市から地方へ移住するという議論になりがちだが、リモートでのコミュニケーションが一般化しつつある今、移住目的や観光目的ではない「関係人口」として、都市部に住みつつ地域や地域の人々と協力できる範囲で自律的に関わっていくことができるのではないかと話します。

宮崎さんは、新富町と他の自治体を比較しながら、改めて「受け入れマインド」について、地域活性化のために行政だけではなく地元の住民にもこういった姿勢が浸透していなければ、なかなか実現が難しいと感じていると話しました。

一緒に何かを作り上げていくというのは、必ずしも成功ばかりではありません。しかし、たとえ失敗したとしても、今後のためにその経験を活かそうというマインドをいかにお互いが持ち接していくのが重要なファクターなのではないでしょうか。

そういう地域が新富町だけではなく日本全国に広がれば選択肢が増え、気付けば以前とは違う「新しい働き方」をしていた、これが一つの理想形なのかもしれません。

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