「地方でもうひとつ仕事をつくろう!」と、こゆ財団は地方創生に高い興味をもつ都市部人材を対象に、2020年9月〜2021年2月にかけて新規事業創造塾『Will school』を開講します。その募集にあたり、このスクールの発起人とも言える3人が登壇するオンライン説明会を実施しました。「ピンと来たらとにかくやってみよう!」「お金も時間もかけないスピード感こそ学びが大きい」など、大企業でリーダーを務める講師たちの発する言葉は、コロナ禍をものともしないエネルギーに満ちあふれていました。
□登壇者 ※敬称略
津田佳明(『ANAホールディングス』グループ経営戦略室 事業推進部長)
島田由香(『Team WAA!』代表、『ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス(株)』取締役 人事総務本部長)
齋藤潤一(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 代表理事)
■自分のwillを解き放とう! 人も自然も、地域は魅力の宝庫
こゆ財団、新富町はユニリーバ・ジャパンと連携協定を結んでいます。そんなご縁もこの方あってこそ。新しい働き方を模索する『Team WAA!』代表でもある島田由香さんは、オンラインで視聴者にこう問いかけます。
「夢ややりたいこと、押さえ込んで生きていませんか? 本当はやりたいことがあるのに、言い訳してやらずにいるのって、もったいないと思うな」。
たとえつまらないと思っていることでも、見方次第でワクワクに変えられるという島田さんは、今回のスクールのフィールドとなる新富町について、
「アイデアを形にするスピード感が素晴らしいまち。自然も食べ物も素晴らしいけれど、受け入れてくれる人たちがもっと素晴らしいのよ!」
と評価してくれています。
地域の魅力は「人」にある、と実感しているようです。
「地元の人は身近すぎて気づかない魅力が地域にはたくさん眠っていて、実際に足を運んでそれを見つけましょうよ。近くの知(=自分)と遠くの知(=地域の人々)がつながった時、イノベーションが生まれるんだよね」。
Will schoolは全5回のオンライン講座に加えて、11月には2泊3日の新富町でのフィールドワークも予定しています。つくり上げた新規事業は2021年4月から新富町で実践する、超実践型地方創生スクールです。
「とにかく、あ、いいなってピンと来たらぜひ参加してみて!」。
■アナザースカイの存在が人生をより豊かにする
「都市部に住む70代前後の世代は、7割が地方出身者。でも今の20代・30代は4割しかいない。つまり田舎を持たない人が増えたこれからの時代、アナザースカイ(第二の故郷)をつくることで人生はぐんと豊かになりますよ」。
そう話すのは、ANAホールディングスの津田さん。都市部で生まれ育った人でも、地方と繋がり、都市と地方というデュアルな生き方をすることは何ら不可能なことではありません。コロナ禍で都市部を中心にテレワークが浸透した今、誰もがそう感じはじめているはずです。
何が起きるか予測もつかないこの時期に、当スクールに航空券割引という貴重なサポートを提供してくださるANAホールディングスさん。こゆ財団・齋藤は、
「本当に有り難い。でもどうしてこんな時でもANAさんは一緒に活動してくださるんですか!? リスクが頭をよぎったりしませんか?」
と津田さんに質問すると、
「リスク第一で作り上げたプランなんて面白くありませんから。何かあったら、その時の最善策をとるだけですよ」。
淡々と答える津田さんに、うなずきながら賛同の意を表する島田さん。
コロナがあろうとなかろうと、その時にできることをスピード感を持って取り組むだけ。
「考える時間が長いものって、案外うまくいかない。とにかく早くやってみて、失敗したら2回目に改善すればいい」
と、こちらも刺さる言葉。
視聴者の気持ちにも、そろそろいろんな変化が起きていた頃ではないでしょうか…。
■カオスに飛び込むゼロ期。このプレミアム感を手にしよう
起業家育成、人材育成を積極的に行ってきたこゆ財団ですが、今回のWill school自体、ゼロからのスタート。募集する『ゼロ期生』だけでなく、講師や運営陣も同じくチャレンジャーなのです。
コロナだから、延期? いや、やりますとも。
willをもつ仲間が集まったカオスの中で、何かおもしろいことが起きないはずがない!
「夢や未来にチャレンジする仲間との出会いは、本当にプライスレスだから」。
そういう島田さんをはじめ講師や運営陣は、このチャレンジングなスクールに乗ってきてくれた『ゼロ期生』に対して、かなりの熱量をかけて盛り上げてくれること間違いなし!
これぞゼロ期のプレミアム! このチャンスをつかむのは、今しかありません。
さあ、「やってみよう」のwillをスピードアップ! リスクに負けない柔軟性とクリエイティブな思考こそ、withコロナ時代の仕事の作り方ではないでしょうか。
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