音、におい、空気を感じて…「新富らしさ」を探そう! アートのまちづくりに向けたワークショップを開催

2020年10月17日(土)、宮崎県新富町を舞台に「まちを彩る『新富いいとこ』探しワークショップ」を開催しました。小学生から60代まで、約20名の参加者たちが町内外から集結。まちに点在する魅力スポットを一緒にめぐり、その後に「新富町と言えば○○○○」をみんなで考えるワークショップです。
これから新富町が、アートの力で彩り豊かなまちづくりを行うための第一歩。多様な参加者の多様な意見が飛び交う、自由でクリエイティブな時間となりました。

アートを活用したまちづくり・賑わいの創出へ

2021年3月には町の玄関口・JR日向新富駅から約900メートルの好立地に、サッカースタジアムが完成します。さらに翌年にはフットボールセンターが完成予定で、県内外から多くの方が足を運んでくださることが予想されます。
こゆ財団は今年度より新富町からの委託を受け、「歩いて楽しむ芸術家まちづくり事業」を行います。自然や歴史など町内に点在する魅力スポットをアートの力で結び賑わいを創出。町民と一体になって、楽しみながらまちづくりを進めていく計画です。


▲左から、『KIGURUMI.BIZ』の仁田脇さん、加納ひろみ社長、『ユニット あんてな』の本田泉さん、誠人さん

今回のワークショップをベースに、『新富町の着ぐるみ製作』『まちなか演劇 Sing to me(しんとみ)』のプロジェクトがスタート。着ぐるみ製作は、2020年7月に宮崎市から新富町へ移転された着ぐるみメーカー『KIGURUMI.BIZ』さん、演劇は町民ミュージカルの演出・指導を担当する『ユニット あんてな』のみなさんが、町民と一緒に製作に取り組んでくださいます。

まずは、新富いいとこ探しへGO!

当日は、小雨が降り肌寒さを感じる、あいにくの天気。8時集合でバスに乗り込み、町内の魅力スポットに出かけました。

まずはまちの玄関口・JR日向新富駅からスタート。ここからスタジアムがある西側へ伸びる通りは、かつて新富町のメインストリートだったとか。新富町総合政策課・有馬さんの解説を聞きながら、写真を撮ったり周りの人と感想を言い合ったり…。

▲JR日向新富駅


▲駅から、かつての商店街を通り…


▲建設中のスタジアムが見えるところまで歩きました


▲再びバスに乗り、新田原基地が見える展望広場へ


▲梅の名所・湯之宮座論梅


▲湖水ヶ池、水沼神社


▲最後は、アカウミガメの産卵地・富田浜

みんなが感じた新富町の魅力って? 新富町の色やにおいは?

富田浜からるぴーモール虹ヶ丘商店街を通り、新富町総合交流センターきらりへ。“いいとこ見学”の後は、ワークショップへと移ります。



グループに分かれ、それぞれが感じた「新富と言えば○○○○」を付箋に書いて、模造紙に貼っていきました。

今回、新富町のキャラクター着ぐるみを製作するにあたり、『KIGURUMI.BIZ』の加納ひろみ社長が教えてくださったキャラクターの魅力は、
「言葉より、一瞬で伝えてくれる。とげが立たない」
ということ。

「観客席から一緒に応援したり、町民に寄り添えるキャラクターを一緒につくりましょう」
と声をかけてくださいました。

その着ぐるみ製作につながる、色のワークショップを担当してくださったのは『KIGURUMI.BIZ』の仁田脇ゆうこさん。

「音やにおいを思い出して、色をイメージしてみてください。一人ひとりの心の中が正解であって、間違いはありません」

と、自由な発想や思考を促してくれます。


それぞれが頭に浮かんでくる色を、グループで対話しながら模造紙に貼っていくと…


言葉と色で、新富町のいろんな魅力が浮かび上がってきました!

みんなの言葉をつないで即興演劇!

さて次は、ユニットあんてなの本田誠人さん・泉さんを中心に演劇の世界へ。模造紙に貼られたみんなの言葉を拾いながら演劇風に仕立て上げていく、ワクワクドキドキの即興演劇!



町内の小学生も、楽しそうに即興演劇に参加していましたよ♪

この日感じたことや、参加者が描いた新富町のイメージをもとに、着ぐるみ製作と演劇がつくられていくことになります。

参加者それぞれの声

町内から参加してくれたこちらの姉妹は、
「まちのいろんなところに行けて、楽しかった!」
と話してくれました。

2021年2月の町民ミュージカルに参加予定の、こちらのお二人。
「座論梅に初めて行ったけれど、すごい梅の木だった」
「町民でも行ったことない場所、知らない魅力がまだまだあるんだって思いました」
この日の体験が、ミュージカルでもきっと活かされることでしょう。

ユニットあんてなの本田誠人さん・泉さんは、
「いろいろ想像せずに、空っぽの状態で新富町に来ました。どこにもない演劇で新富の魅力を発信したいですね」
と、意気込みを語ってくださいました。


来年3月に向けて、2つのアート・プロジェクトがいよいよ始動です。
こゆ財団は新富町役場や企業・関係団体と連携して、アートを通じたまちづくりに取り組んでいきます。

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