こんにちは!こゆラボ通信です。
今回も引き続き、地域おこし協力隊の竹内がお伝えします。
前回は新型コロナの影響について書きました➡︎vol.10
今回はコロナ明け最初の授業についてお伝えします。
不安定だったモチベーション
9月2週目、コロナ明け最初の授業が行われました。
生徒さんの顔は晴々としていて、楽しそうな顔をしていました。
が、授業の冒頭、先生からの質問をきっかけに、雰囲気は大きく変わります。
先生『夏休み前に行っていた活動を覚えている人!』
生徒『・・・・・』
数人の生徒さんが、周りの顔を見ながらゆっくりと手を挙げます。
すると一人の生徒さんが声を上げます。
『おれ、もう忘れちゃったよー。』
この言葉につられて、何人もの生徒さんが「僕も!」「私も!」「だよね〜」と続きました。
夏休みを境に、活動に対して生徒さんそれぞれにモチベーションの変化が生まれていました。
と同時に、この点に関して先生と話す必要があったなぁと感じました。
丁寧さと決断力
変化はワークの時間、明確に現れました。
やることが決まり、話し合いを丁寧に進めてきたチームは、
スムーズにワークに入り、僕や先生に積極的に質問をして、具体的な行動計画を立て始めました。
一方で、あまり話し合いがうまくいかず、やることが二転三転していたチームは、
話し合いもままならず、僕や先生が交代で入って進めていく形となりました。
今後、「正解」ではなく「納得解」が重要視されてきている中で、
「丁寧に」と「決める」ことが大切ではないかと、生徒さんを見て感じました。
「コロナ禍だから」なのか
「ウィズコロナ」が世間を駆け巡っている昨今で、”コロナによって”というフレーズがよく聞かれます。
今回の1ヶ月半の空白。原因はコロナウイルスであったわけですが、どこまで生徒たちに影響を与えたかは分かりません。
”コロナによって”をどう考えてどう捉えて進んでいくのか。
授業の本質を捉え直す機会が訪れているのかもしれないですね。
サムネの写真のような関わり方ができる日が、より遠くなってしまうのか。
今回はコロナ明け最初の授業について書いてみました。
次回は再び特別編として、先生とのやりとりをお伝えします。